わたしの夫。
付き合っている時は、
いつも私の都合に合わせてくれ
行きたいところに連れて行ってくれ
自分のこうしたい、を押し付けない
お誕生日にはお花を送ってくれる
と、自分から何かを要求したりせず、いつも私のいうことに賛成してくれ、
我がままな私を受け入れてくれる優しいひと、と思っていました。
その時の私には、彼はとても特別な存在に感じられたのです。
というのも、その時の私は、
こうでなくちゃいけない、
こうせねばならない、
こうあるべきである、
という傾向が強い仕事場にいたので、
彼といると
*自分らしくいられる、
*「楽」でいられる
*仕事をしているような自分でいなくていい、
そんな自分でいられることがとても幸せに感じられました。
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こんな自分を受け入れてくれる人は他にいないのではないのかと思っていました。
( ー自己肯定感がとても低かったので...)
数年後、めでたく私たちは結婚しました。
その結婚式も、曲の選択から何もかも、私のやりたいようにさせてくれました。
私はとても満足していました。
けれど、結婚生活はあまりうまくいかなかったのです。
それは、何をするのも「わたしが頑張らなくてはならなかった」からです。
妊娠して臨月が近づいてきても、
休みの日はお昼ごろまで寝ている、
家の手伝いはしない、
普段の掃除や大掃除はしない、
生まれてからの子育ても自らやるタイプではない、
一緒に買い物に行くこともなく、
子供の進学、節目の大切な事、
夫の両親と実母への気遣い...
すべてわたしがやっていました。
私は、夫に一緒にやってほしかったのです。
そのうえ、実母の目を気にしながらの生活にも疲弊し
ストレスがたまりにたまって、とうとう私は子供を連れて家を出てしまいました。
その後、離婚しました。
夫は頭が良くて悪い人ではないのですが、
♠️気がつかない
♠️人を喜ばすことをしない(当時は旅行に行ってお土産を買うことに対して、自分が楽しむ為に旅行にいっているのに、どうして人のために土産を買わなくてはならないのかわからない、と言っていました)
♠️超がつくほどマイペース
♠️好きなものにはとことんやる
♠️美味しい食事でなければカップラーメンでいい
♠️自分の意見を言わずにはいられない(しかもストレートに)
♠️周りがあたふたしていても気にも止めずにテレビやスマホをみている
♠️子供の送り迎えはしない
...など、私とは違いすぎることが多かったことがわかりました。
数年後、子供の願いから
私たちも大人の勝手な行動をしたと反省し、復縁をしました。
が、色々ありました😅
復縁してから、わたしと夫はどうすれば上手くやっていけるのかを、
ずっと考えて過ごしました。
その間、子供の健康上の問題、進路の問題と色々ありましたが
結局、全部私が対応し毎日診察に往復3時間かけて行き、夫には結果だけを話していたのです。
その時は「お疲れ様」と言ってくれますが
「次は、僕がいこうか?」という言葉もなく、
子供の治療について話し合うことも全くありませんでした。
当時、言いたいことが言えなかった私は、我慢に我慢を重ねていましたが、
ある日
「どうして何も言ってくれないの!私がこんなに子供のためにやっているのに、
どうして何もいってくれないの!」
と、とうとう爆発してしました。
そう訴えても、夫は鼻を触っているばかりで、何も言ってくれませんでした。
なんでも話を出来る心理をされている友人に相談してみても、
「男の人ってみんなそうよね」というだけでアドバイスはもらえませんでした。
何とかし無くては、また家族がバラバラになってしまうと思い焦った私は、
夫にどういう風に話をすればわかってもらえるか必死に考えました。
まだ、人の顔色を見て話す癖があった私は、
相手の機嫌を損なわないようにするにはどう話せばいいかを考えてから、夫に話をしたり、
お願い事してみることにしました。
でも、
私の夫の顔色を見て話す癖はなかなか治らず、言いたいこと半の分程度しか言えませんでした。
話を聞いる時の表情が、怒っているように見えてしまうため、「言おう!」と強く決心するときに
しか伝えることは出来ませんでした。
勿論、夫は私が勇気をだして自分に話しかけているとは全く気付いてもいませんでした。
自分が頑張れば状況は変わる、と教わり信じて実行していましたが、
なかなか自分の思うようにならないことに落胆し、
また夫に話かけることをやめてしまいました。
カウンセリングを受け始めてから、私は「カサンドラ症候群」ということを知りました。
自分の症状がわかって、どこかホッとしました。
それからカサンドラ症候群について学びました。
それからのわたしは、
・人の目を気にしないい
・自由でいい
・好きな事をやっていい
・やりたくないことはやらない
・八方美人にならなくていい
・常識にとらわれなくていい
・自分らしくいきる
これらのことを目標にするようになりました。
自分が自分らしく存在しようとすることで、
周りの人にも「わたし」を知ってもらうことができ
誰にでも話しやすくなりました。
夫に対しても、自分の思っていることを伝えることで、
私がどう考えているかをわかってもらえ、二人で行動することが出来るようになりました。
今は
私の思い描いていた夫婦になりつつあります。
いえ、
思い描いていた夫婦になりました🌟
私はカサンドラ症候群としては、まだ軽い方だとおもっています。
好きで結婚したのに、上手くいかなくなってくると
女性の方が何とかしようと頑張ってしまう傾向があります。
~カサンドラ症候群になりやすい人~
・真面目で几帳面、忍耐強く面倒見のいい完璧主義の性格である
・発達障害の(疑いの)ある人の恋人やパートナーまたは夫婦である
・働く職場の上司や同僚からの言動に翻弄されている
・親からの虐待・過干渉から逃れられずに共依存の状態である(だった)
・絶対権力の祖父母・父母に家族が支配されている状態である(だった)
・自分の悩みやストレスを表に出せず我慢する性格である
・自分が悪いのかも…とまず考えてしまう癖がある
…などといわれています。
カサンドラ症候群ではないけれど、いくつか当てはまることがある、と思われた方は
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