はじめまして。
HSS型HSP、カサンドラ症候群、アダルトチルドレン、うつを乗り越えた
元舞台女優の ななせはるかです。
「がんばらずに、がんばって」
この言葉が今日までの私を成長させてくれました。
私のことを知っていただく為に、少し自己紹介させていただきますね。
ひと目を気にし始めた幼少時代

小さい頃は、とてもおとなしく、年上の兄や友達についてまわっているような子で、
両親にはとても愛情深く育ててもらいましたが、しつけという面では、とても厳しくて
お行儀よくする、我慢する、大人しくする、言われた事は絶対守るということを特に意識して
過ごしていました。
兄はいたずらっ子で、いつも怒られていた兄の行動をみていた私は小さいながらに、
ちゃんとしていなくちゃ、と自分に言い聞かせ、
良い子になって、母親に褒めてもらえるように、喜んでもらえるようにと、いつも母親の顔色をう
かがっていました。
学生時代~独身時代 まじめで完璧主義をめざす

幼少時代から両親や周りの大人の顔色を伺って生活をしてきたせいか、相手の気持ちがとても
よくわかるようになっていました。
けれど、いつも相手を優先させてしまった為に、自分の感情を抑え込んでしまい自分の言葉で
話すことが少なくなっていき、いつも誰かの後にくっついていました。もやもやが溜まってきたと
きには大好きな歌やダンスのレッスンで自分の気持ちを整理していました。ストレスの発散をして
いたのかもしれません。
真面目で負けず嫌いの私は、隣で踊る人よりも上手く見えるように、良い役がもらえるよう
に、親の期待に答えられるようにと、完璧を目指してさらに頑張りました。
私の夢の達成

その結果、ついに憧れの舞台に立てることになったのです。
両親の喜ぶ顔をみれて「ああ、よかった」と、こころから思いました。
夢にまで見た舞台は最高でした。役になりきってセリフを言い、音楽に気持ちをのせて踊り、
メロディーにのせて歌い…ひとつひとつ丁寧に正確にをモットーに努力しました。
その一方で、人目を気にする気質と他人と比べる気質が過剰になってゆき、
その結果、自分の容姿、技能、足のケガなどこれからの全てのことに不安が広がり、
心が悲鳴をあげ、七年間の舞台生活に幕をおろしました。
理想的な結婚生活を求めすぎた結果…
夫とは、友人を介して知り合ったのですが、私にはないものを持っていて、一緒にいても気を
遣わず、ありのままの自分でいさせてくれる人、と感じ結婚しました。その時なぜか、この人
は、私が幸せにしてあげなくちゃとも思ったのです。持ち前の頑張りで完璧な主婦を目指し、夫が
喜びそうなことを全てやりました。子育ても夫には負担にならないように、お願いするときも期待
をしながら、顔色をみながら伝えていました。そういうときは、手伝ってくれるのですが、自分
から「手伝う」ということは全くなかったのです。

「なぜ、わたしばかり…」
自分の意思を伝えることが苦手な私は疲れ果て不満が募る一方で、相手の気持ちを察することので
きない夫との溝は深まるばかりで、毎晩のケンカが絶えなくなり、このままでは子ども達へ影響を
及ぼすと思い、悩んだ結果、離婚することにしました。
突然、涙があふれ止まらなくなった
「うつ」という診断

離婚後、初めて就いたのは事務仕事で慣れないうえに上司の言うことは絶対!という会社でした
ので、子供たちをちゃんと育てるために必死に取り組みました。自分の意志を持つことを許されず
に言われたことだけをやる、ということを何年もやり続けていたある日、突然涙が溢れ止まらなく
なってしまいました。
診断の結果、うつでした。
自分に自信が全くなくなり、生きる気力を失った私は、仕事をやめ、子供たちの願いである
もと夫との復縁を決断し、元の家族に戻ることにしました。
無力さと何もできない悪循環

うつになったのは恥ずかしいこと。と、思い込んでいた為、誰にも言えませんでした。
夫は相変わらず言わないと何も手伝ってくれず、子供のことから全てにおいて
私任せのままでした。
自分のこの状態から何とか抜け出したいと思った私は、自己啓発や心理学の本を沢山読み、
うつについて色々調べて薬も飲みましたが、どれもその場しのぎでした。
なんとかしたい!という強い思いと、何もできない自分の無力さに、
増々自分を責め続けていきました。
私は変われるのだろうか…と常に不安に思っていました。
自己肯定間の芽生えで理想の自分になった!
そんな中、ある日、悪循環を断ち切る、というカウンセリングと出会いました。
そのカウンセリングは私を急速に変えてくれたのです!
カウンセラーに頼ることで、自分の中の本当の自分を知ってゆき、
安心の土台が築け自己肯定感が芽生えていきました。
安心安定を自分で構築できることで、毎日が充実してゆきました。
そのお陰で今は、夫や他人の顔色を伺うことなく、自分の思いを言葉で伝えることができ、
しっかりと相手の言葉を受け止めることができるようになりました。
心理療法で新たな自分を知る

心理学を学んでいくうちに、私は刺激を求める(HSS型)HSPということがわかりました。
落ち着いていてしっかり者、好奇心旺盛なのに
じつは焦りと不安と警戒心にさいなまれていました。
何年もの間、ずっと、これでいいのかしら?と不安に思いながら頑張っていたのです。
そのために一人ですべてをこなそうとするカサンドラ症候群や自分自身を見失ってしまう共依存、
人目を気にするアダルトチルドレンが現れていたのです。
でも、それは悪いことではなく、自分の気質ゆえのことと知りました。
こんな私をカウンセラーや仲間は見守り、励ましてくれ、学び続けることができ
やっと、私らしく生きることができる、確信が持てたのです。
がんばらずに、がんばって

自分を認めることで、自分を愛せるようになり、体も心も楽になります。
自分を大切にすると好きなこともできて、
家族も他人も大切にすることができるようになります。
それが、あなたの本当の望みではないでしょうか。
それは誰でもできることで、そこから自分の望む生き方を手に入れることができます。
がんばらずに、がんばって をモットーに
人生をよりよくするためのお手伝いをさせていただけませんか。